2021年6月16日水曜日

Spoiler Alert!: SOUL (and heart and music)

※ネタバレ注意※

ストーリーそのものの解説はありませんが、文章の中でネタバレする部分もあります。

まだ映画を観ておらず、ネタバレを避けたい方は、映画視聴後に当ブログ記事の閲覧をお願いします。 



流れに流れながらも、 昨年2020年秋の公開を心待ちにしていた「Soul」

その公開が更に流れて、日本では劇場公開が無くなってしまった「Soul」

YouTubeでのTrailerを何百回も再生しながら楽しみにしていた「Soul」


その「Soul」をやっと、Disney+で観ました!

ということで今回は、この映画の劇中の単語や言い回しから、英語を学んでみましょう!



邦題は「ソウルフルワールド」。

「ソウルフード」だとおふくろの味的になりますが、この映画は「ソウルフルワールド」。


やっぱり、「原題:シンプル」→「邦題:長くなる」のパターンですね。

ソウルフルワールド、という題名が果たしてこの映画に合っているのだろうか。

というより、(a/the) Soulful World と英語で元に戻したら、「Soul」というタイトルに込められたいろんな意味が一気に半減しちゃう。んじゃないか。


と、細かいことはここまでで。


その「Soul」です。


この言葉は、会話でもどこでも、よく使われます。「Body, Mind and Soul」という組合せでも聞くかも。または、Heart とか Spirit っていう言葉もそこに加わったり。


前々から、「Mind」と「Soul」あとは「Spirit」がどう違うのか、疑問でした。

Heart は何となく分かるんですけどね。

日本語に訳すと、心だとか精神とかマインドだとか、魂だとかそういうことなんですがそうではなくて、

英語という言葉に於いて、どのような違いを表現するためにそれぞれの言葉があるんだろうかと。

辞書の definition を読んでも、こういう違いってしっくりこなかったりします。なので、これは英語を英語で学びながら、自分なりに理解していくのが一番だと思います。

あぁ、こんな場面ではこっちを使って、そっちじゃないのね、とか。

あぁ、こっちもこっちも、どっちも使える時もあるのね、など。


Heart は、体の一部としてはご存じ心臓です。それを感情表現として使うのは、日本語にも通じますよね。

a broken heart (you broke my heart) とかは、あまりなりたくはないですが、でも誰でも時には感じますよね。

everyone told me to follow my head, but instead I followed my heart. などは(この映画ではなく)よく劇中で台詞として聞いたりします。ここでは Head と Heart が理性と感情、という意味で使われてるんでしょうね。

by heart は、暗記する、覚えちゃう、っていう意味になるので、これは heart だけど少し頭より?(笑)な表現なのかとも思えますが、ここで覚えるのは、台詞とか楽譜などが多いもよう。感情表現豊かな物事、だから heart が使われるのでしょうか。


Heart, Mind, Soul, Spirit, etc.

多分、ネイティブスピーカーに聞いても、それぞれの方でちょっとずつ違ったり、同じく感じる部分もあったりするんじゃないでしょうか。

日本語で、心や精神や気持ちや感情や魂といった言葉を、私たち一人ひとりが、大まかな部分で共通して理解しつつも、細かなところで込める意味が違うのと同じ。 


独りよがりにならず、でも自分なりに解釈するにはどうすればいいのか。


読みましょう。小説などを。もちろん英語そのままで、です。

小説が難し過ぎたら、子供向けの童話でもいいんです。

英語圏でだって、誰でも最初に読むお話は子供向けの絵本だったり童話なんですから。


赤ずきんちゃん、英語でなんていうタイトルか知ってますか?

ジャックと豆の木は?

というか、童話そのものをどう表現するんでしょうか?



(赤ずきんちゃんは Red Riding Hood です)

(童話は Books/Story for children/kids だったり、Fairy Tale とか。他にもいろいろ。)


英語圏で(というか、英語が母国語の家庭・文化で)生まれ育てば、自然に読んだり聞いたりすることですが、こういった基本の部分すら、意外と知らなかったりします。


本を読むのが苦手な方には少しツラい(汗)かもしれませんが、日本語だって読み書きそろばんは教育の基本です。

そうなんです、言葉を話す、というのは、ただ言語を学ぶことなんじゃなくて、「教育」そのものなんですよね。

英語についても同じ。読み、書き、そして聞いて総合的に学んで初めて、ネイティブに通じる英語ができるようになるんです!



さて、ちょっと話を戻して。

映画「Soul」です。

その、Soul なんですよ。地球上に生まれる前 (the great before) の、水色がベースで、いろんな色が混じっててかわいらしいモワっとしたキャラクターたちが、ひとつひとつ(ひとりひとり?)、Soul なんです。

この映画を観るに当たって、そこを意識すると、Soul とは何か、が分かりやすいんじゃないでしょうか。


その Soul が地球上に来て、いろんな生物(この映画では主に人間なのかな)として生まれるのでしょう。

地球に、世界中に「人間」として生まれるために、生まれる前にもいろいろと大変なんだね、なんて思ったり。


映画の舞台は、その the great before と the earth の二つ。

the earth では、主人公の Joe Gardner さんとその家族や仲間、そして 22 (twenty-two) が活躍しますが、劇中での登場人物の多くが、African-American です。

and as Black Improvisational Music and one of their great contributions to American culture, Joe's father introduces him to Jazz. 

劇中ではっきりと、黒人の人たちの文化、としてジャズが位置付けられています。


音楽ってすごいですよね。

Jazz 以外にもいろいろな Genre があります。そして、意外にも、音楽に関することって、英語では学んでなかったりするんです。


あちこち、話しが逸れましたが、次回のエントリーでは、その Music に関するあれこれを、英語で学んでみましょう!


and wrapping up today's entry: READ ENGLISH BOOKS! lol


最初はチンプンカンプンで当然です!!!とにかく御伽草子でもなんでもいいので、英語で英語圏の本を読みましょう!!!

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